#12 孤高の元旦宗谷岬アタック:番外編

by 十兵衛 on 2014年3月2日, 6 comments

さてさて、冬の北海道を旅した6日間、私と道中を共にした旅道具、装備、得たツーリングノウハウ、全てお伝えします。

これから元旦の宗谷岬をバイクで目指される方々の参考になれば幸いです。 

 

 

このページは随時更新していきます。質問事項などございましたらコメント欄までお気軽にどうぞ。

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#7 2013-2014 孤高の元旦宗谷岬アタック-1

#8 2013-2014 孤高の元旦宗谷岬アタック-2

#9 2013-2014 孤高の元旦宗谷岬アタック-3

#10 2013-2014 孤高の元旦宗谷岬アタック-4

#11 2013-2014 孤高の元旦宗谷岬アタック-5

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バイクのカスタム

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冬の北海道をツーリングするにあたり数箇所、カスタムを施しました。主なものは次の3つです。

まずはグリップヒーター、これが無いと始まりません。そしてハンドルカバー、通称コタツ。そしてクーラント(冷却液)濃度の調整です。タイヤは別項に記載させてもらいます。

 

【グリップヒーター】

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無いと本当にどうにもなりません。ヒーターをつけてても指先は温まり難く、無い場合など考えたくないほどです。軟弱な私は一瞬で心が折れます。実際、氷点下の中を一日中走り続けることができたのは、グリップヒーターを始め、防寒装備によって全然寒くなかったことが一番だと思っています。私が使ったのはデイトナの「ホットグリップ ヘビーデューティー4Sn」です。少々ふざけたパッケージですが性能は十二分です。

【ハンドルカバー】

あまり付いててカッコイイパーツではないのですが、格好など気にしてられません。掌はグリップヒーターがあるので暖かいのですが、手の甲は何もありません。寒いです。また、グローブに直接雪が積もると吹雪の中でシールドを拭う際、大変な思いをします。絶対。濡れたりなどすると凍傷の危険性もあります。手を冷やさない、濡らさない、このためにもハンドルカバーは必要です。

【クーラントの濃度調整】

WR250Rのクーラント濃度は50%とサービスマニュアルに記載があり、このままでも凍結温度は-36℃です。しかしながら前回の交換時期、濃度などが不明だったため念には念を入れて交換しました。ちなみに濃度は55%、凍結温度は-41℃、日本の最低気温記録は旭川の-41℃です。

 

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インジェクションのWRは問題ないのですが、キャブ車はアイシング対策が必須となります。

こちらは途中ご一緒させていただいたセローなのですが、エンジン周りにアルミを巻いてらっしゃいます。アイシング対策はバイクや人でそれぞれですが、この方はアイシングも起こらず、快調に走ってました。

また、対策をしておらず、道中でエンジンの調子が悪くなる、再始動できなくなるなどのトラブルにみまわれた方々とお会いしました。特に小排気量の方は注意が必要です。

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装備

 

【グローブ】

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グローブは普段から使っているウィンターグローブを使いました。ゴアテックスを使った防水透湿性のグローブで保温性も抜群です。

ここで重要なのが透湿性です。防水性が無いのは論外です。どんなに暖かいグローブでもグリップヒーター無しでは手が冷えてどうにも成りません。なのでグリップヒーターをつけるんですが、すると手のひらに汗をかきます。

透湿性があれば蒸れることもないのですが、透湿性が無ければグローブの内側から蒸れて濡れてしまいます。

氷点下になる環境下で手先が濡れるということは凍傷になる危険性があり、何としてでも避けなければなりません。グローブ選びの際はお気をつけください。

 

【靴】

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宗谷岬アタックでは殆どの人が履いていると言っても過言ではないSOREL(ソレル・1964パックナイロン)のスノーブーツです。漏れなく私も。

このブーツの中は5本指ソックス二枚履きに衣類用の貼るカイロをつま先を覆うように貼ってました。つま先に雪が積もってくるとヒンヤリ感じることはありましたが、寒さでつま先が痛くなるということはありませんでした。

末端の冷えはどうしようもないと諦めてたところもありますが、希望を与えてくれるブーツです。

別ページ(#30 SOREL スノーブーツ)に詳細を紹介していますので、そちらを参考にしてください。

6 thoughts on “#12 孤高の元旦宗谷岬アタック:番外編

  1. wr250rで検索してこのブログに辿り着きました。宗谷岬ツーリング、グイグイ引き込まれたした。気が付いたら、頑張れと応援してました。動画も感動的でした。いつか自分も行ってみたいです。お疲れ様でした。

    • ありがとうございます!どの写真も真っ白で同じように見えちゃうものですから、最後まで読んで頂けるか正直不安でした;;そういっていただけると本当に嬉しいです。宗谷岬にチャレンジしはるときは是非とも応援させてもらいます。また、今後も当ブログをよろしくお願いいたします。

  2. こんばんわ!
    名寄でヒューズが飛んで再起不能になったシェルパ乗りです!
    久々に ”宗谷岬 年越し バイク 2014”で検索したら
    たどり着きました。
    あの時はみなさんに押しがけ&ヒューズ交換を手伝っていただき本当にありがとうございました!私にとってはしょっぱい経験でしたが
    みなさんの助けがなかったら、あの場所に春までバイクを放置することになってたと思います。
    重ねて感謝申し上げます。

    以前よりYoutubeで動画を拝見していましたが無事帰宅されてなによりです。
    また72Hourにがっつり映ってましたね。とてもいい感じに映ってました!今でもたまにそのビデオを見てます。

     あの後ですが、道の駅に1泊し翌日アイシング対策(アルミ箔とアルミテープでキャブまわりを密閉する)をして小樽を目指しましたが、エンジンは絶好調でした!手間を惜しまず最初からアイシング対策しておけば。。。

     そして小樽に到着し、無事松本の自宅へ帰ることができました!

    来年もそれ以降も宗谷岬へ年末に行く人は大勢いるかと思いますが、私も何年後かにまた宗谷岬年越しツーリングに再挑戦したいです!
    その時はキック付バイク+アイシング対策ばっちりで!

    それではまたどこか(宗谷岬?)で逢いましょうm(_ _)m

    • お久しぶりです!
      もうそんな季節なんですかね(笑

      あの時の名寄付近はホント酷かったですね・・・・・
      私達にとってもあの状況でエンジンが再始動したときの嬉しさは半端なかったですよ!
      今だから言えることですが、いい思い出をありがとうございました。

      もうテレビはいいです(笑;
      会社には言ってなかったはずなのに、方々から感想やらお叱りやらたくさん頂きました;;
      私は何かこっぱずかしくて一度しか見てません;;
      今度実家帰ったらがんばってもう一度見てみます(笑

      やはりアイシングはキャブ車の宿命なんですね・・・・
      私も15年の大晦日くらいに再チャレンジしようかなと企んでます。
      今年の経験や教訓を生かしてみたいですよね?←

      こちらこそ、またお会いできる日を楽しみにしています。

  3. 初めまして。
    『宗谷岬 年越』で調べていたらこちらのブログに辿り着きました。ブログを読ませて頂きながら他の方のコメントがふと目に止まりました。もしかしてあのNHKの72時間でインタビューされていた方かと思いコメントさせて頂きました。

    去年たまたま祖父と祖母と一緒に見たNHKの72時間、『最北のバス停で』。私は年に一度行くほど大好きな北海道が映ってると思って最初は見ていました。
    でもそこに映る景色と色々な思いを持って宗谷岬を訪れた人達にどんどん引き込まれていきました。
    偶然出会った人達と語り合い一晩を過ごして年を越す。
    本当に不思議な光景だけど、日々過ごす中で嫌なことや人間関係で疲れてしんどい時に、ああやって過ごす時間はきっと特別なんですよね。
    インタビューで『出会いに感謝する旅』と言われてましたよね?イキイキしていて本当にいい時間を過ごしたのが分かり羨ましく感じました。とっても感動しましたよ。
    年末にNHKで72時間スペシャルしていたので録画しましたが、何回みてもいいです(^^)
    素敵な時間を見れて私も幸せな気持ちを頂きました。
    有難うございました。。
    あの場所にいた皆様が幸せでありますように。。

    • はじめまして、コメントありがとうございます!
      確かに不思議な光景ですよね・・・。私自身思い返してそう思います。
      本当にこの宗谷岬の旅は特別なものだったんだなとしみじみ感じます。

      出会いに感謝する旅、ですか・・・・。何かそんなこと言ってましたね(笑)
      何か恥ずかしいです;;

      あれは、一期一会って言葉が凄い好きで、旅の信条みたいなのにしています。
      一つ一つの出会いを大事にしましょうって言葉ですが、風が吹く一瞬も、顔に雨粒があたる一瞬も、見たことない景色が広がった一瞬も、一つ一つ、とても大切な出会いと感じて旅をしています。

      少し意識を変えるだけで、何処でも誰にでも感じることのできる感動だと思います。
      冬の宗谷岬に行く必要もありません。是非とも、あなたも私達が感じた感動をどこかで感じて欲しいと思います。

      こちらこそありがとうございました。

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