#2 YAMAHA WR250R

by 十兵衛 on 2013年10月7日, no comments

DSC_6180

 

知る人ぞ知るWR250R/X。バイクはキャブ車しか嫌だとか言う懐古主義の私が、僭越ながら、このバイクならインジェクションでも乗ってみたいと思ったバイクです。試乗したらある意味終わりです。興味ある方は注意しましょう。試乗する際印鑑は持って行かないように。

 

私はWR250をツーリングメインに使用します。しかもソコソコな長距離ツーリングに。

初っ端から非難の声が聞こえてきそうですね。そこらじゅうから。

ツーリングバイクとしてのインプレッションを主にしていきますが、何卒ご容赦ください。

(この投稿は思いつき次第、加筆、修正を加えていく予定です。最終更新日 2014.04.26)

 

DSC_8135

 

 

******************************************************************

 

・信頼性

私にとってコレがないと何も始まりません。旅先で動かなくなるのが一番困ります。

兎に角壊れないこと。

転倒することを前提にしているのか、ちょっとやそっとの転倒じゃびくともしません。

また、メッキシリンダーを採用したエンジンの耐久性にも定評があります。私が購入した車両で、購入時2万kmでしたが衰えは感じられません。セル一発で始動します。

しかし、信頼性において唯一の不安要素が燃料ポンプです。同じ部品が2度も3度もリコールされるとなると不安は募っていく一方ですね。対策品が問題なく動くのを様子見するしかなさそうです。

 

砂浜でサイドスタンドは使えないと解っていながらも、いざ立ててみると立ってしまった。が、安心しているとやはり、です。

DSC_6086

氷点下10度近くまで冷え切った朝一の始動も難なくこなし、ブリザードの中をキャンプ道具満載で走ってもコンスタントに燃費は変わらず、乗れば乗るほど信頼を寄せることのできるバイクです。

雪の中を800km、一度も転倒することなく走り続けることができたのは、バイクに全幅の信頼を置き、走ることだけに集中できたから、かもしれません。

無論、メンテナンスなしにその信頼性は保障できるものではありません。

DSC_7539

******************************************************************

 

・燃費性能

一度のツーリング、日帰りで400km、泊りがけで1000~3000kmを走行する私にとっては非常に重要な問題です。しかし求めずとも、元からかなりの燃費性能を持ち合わせているのがWRでした。

現時点での最高燃費は37.8km/l、最低燃費は22.4km/lです。

頻繁なフル加速や、高速道路を高速度域で巡航したり等々、必然的に燃費が悪くシチュエーションでは25km/l前後。

マスツーリングや、のんびりと一般道で車の流れに乗って走ったり、燃費が良くなるシチュエーションでは30~35km/lが相場のようです。

詳しくはこちらのページ(#3 WR250R 燃費記録)をご覧ください。

 

これはフルノーマル時とカスタム後(エキマニ、サイレンサー、エアクリーナ、エアクリーナボックスの改造)を行った前後でも大して変わりません。

また滅多なことでは25km/lを割ることは無く、ここまでのスペックを持つバイクとしては正直、目から鱗です。これもインジェクションの賜物なのですかね。

 

DSC_6107-2

******************************************************************

 

・整備性

基本的に整備は全て自分で行います。その上で整備性の高さはとても重要です。しかし整備性が高いのはWRに限ったことではなく、単気筒エンジンを積むバイクは殆どこの部類に入るでしょう。私が単気筒を選ぶ理由のひとつです。

また、インジェクションのWRで日常的に点検、整備を行う箇所といえば、チェーン給油、エアクリーナの清掃、オイル交換くらいでしょうか。点火プラグはシュラウド(外装)、タンクまで外さないと交換できませんが、キャブ車の様にプラグがかぶることは皆無です。アクセスの良し悪しは整備性にそれほど影響無いでしょう。

 

 

DSC_6099

 ******************************************************************

・ランニングコスト

2014年10月時点、私がWR250Rに乗り出してからの走行距離は

【16,321km】

この間に交換した消耗品を以下にリストアップし、1,000kmあたりのランニングコストを算出します。

 

  1. オイル交換            3,500円/回  6回  21,000円
  2. オイルフィルタ交換           800円/回  3回    2,400円
  3. タイヤ                8,000円/本  4本    32,000円
  4. プラグ交換            1,000円/本  1本    1,000円
  5. チェーン・スプロケ前後交換 18,000円/回  1回  18,000円

———————————————————————————–

計 74,400円 / 16,321km

→4,559円 / 1,000km

はい。

1,000km走るとガソリン代以外に、消耗品が4,500円分消耗してます。

これを高いと考えるかどうか、です。

参考までに私が以前乗っていたZZ-R1100(C)で同じ計算をすると、8,112円/1000kmになりました。

さすが、リッター4発マルチです。

 

 

あまり考えたくない金額かもしれませんがバイクを維持していく上で参考にしていただければと思います。

 

 

一般的な方で年に1万キロ走るなら、消耗品代で約4.5万円かかる計算です。

メンテナンス次第で変動する金額なのであくまで参考にしかなりませんが、相対的に見るとリッタークラスの約半分です。

またリストにトラブル修理費などを挙げていませんが、それはトラブルが一切なかったからです。

同カテゴリで最高クラスの性能を持つWR250Rにしては、かなり控えめなランニングコストに感じます。

 

結論として、ツーリングメインに使うバイクとして、コスト面はかなり優秀です。

******************************************************************

 

・走破性

言うまでもないです。

2ランクほど腕が上がったかのように錯覚します。オンロードにおいても、今までよっこらしょと曲がっていたカーブが鼻歌交じりに曲がれるような、この感覚。素人でもわかる程、フレーム剛性の高さ、軽さ、サスペンションのよさを実感します。捻くれ者の私でも、素直に定評どおりの性能だと受け入れられます。

その性能からはどこにでも走っていけそうな気がします。

DSC_7792

GOPR0431

P1060830

でも、本当に、本当にどこでも走ります。

タイヤの選択も重要になり、WRとしての走破性では評価できないかもしれません。しかしその点を鑑みても、林道、高速道路、シティ、積雪路と、これだけマルチに走りこなせるバイクは少ないのではないでしょうか。

******************************************************************

・不満点

 

発売時は、オフロードでの『YZF-R1』を目指して開発した・・・などと紹介されてたWR。

長距離ツーリングメインで使用、など全くかけ離れた使い方をするわけですから、無理が生じるのも当たり前と言えば当たり前なのですがね・・・・。

 

一つ目は航続距離150km、です。

使えるタンク容量が5.5L(リザーブを入れると7.6L)、燃費がおおよそ、25~30km/lとすると、航続距離は138~165kmとなります。あと2L欲しいところです。150kmでスタンドを探す必要があるというのは少し気を使ってしまいます。

 

二つ目にスプロケットの比を変えるとメーターが狂う点。

純正メーターのスピードを検知する仕組み上、スプロケットの歯数を変えると、速度計、距離計、両方がでたらめな数字を出してしまいます。

メーターを補正するパーツも出ていますが、純正メータは+10%弱の速度を上乗せして表示しています。しかしながら、距離計は正確な距離を刻んでいます。よって、スピードを正しく補正すると次は距離計が狂います。・・・・+10%ハッピーで補正すれば状態としては変わらないんですが、何ともですね。

 

******************************************************************

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です